GO!GO!ブルマーズ!!

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 体育の時間、
朝比奈みどり(中学1年生)はグラウンドで柔軟体操をしていた。
学校指定のブルマーをはいて・・

ウウウウーーー

そこへ警報が鳴った。
周りのみんなは
「きゃー!セクシー怪獣がまた!!」
「怪獣よ!」
「逃げろ!!」
と校舎の中に非難した。


   

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/07/19(金) 00:37:40

ただ一人、知ってか知らずか、何事も無いかのように柔軟体操を続ける少女、みどり。
そこへ現れたのは! 
何のことはない、怪獣のきぐるみを着た、お姉系のメガネっ娘だった。
「朝比奈みどりっ! 今日こそはアナタを倒してみせるっ、かかってきなさい!」
「あんたさぁ、怪獣のかっこして学校来るのはいいんだけどさ、メガホンで警報鳴らして登場するのだけはやめてくれる?」
 セクシー怪獣の手にはメガホンが握られていた。
「あたしの演出にケチをつけるとは、いい度胸ね! この高尚さを理解出来ないなんて、みどりっ、敗れたりね!」
そう言い終わるやいなや、きぐるみ怪獣の口が開き、中からちっこいノズルがあらわれた。
怪獣娘の手には百円ライター。
「覚悟なさいっ、ちょうちんブルマー!」
「あんた、まさか!」

らぐど〜る [agAdw-iKqbG-SMKNQ-JNVir] 2002/07/19(金) 06:39:59

そのまさか・・
 ボアっ!!!

 怪獣娘の口から案の定、火が出てきた。
みどりはとっさによけたが
体操服に火が飛び散った。
「きゃあ!!」
みどりは慌てて
上の体操着を脱いで、火を消した。

 女子校なので
みどりは上がブラだけになっても気にしない。

「ふっふっふ・・参ったか!!」
怪獣娘は得意満面である。

 「訓練、そこまで!!」
そこにナイスバディの女教師が出てきた。
超ミニスカート、ヘソ丸だしのファッションの綺麗な人である。
長い髪は後ろでアップにしてある。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/07/19(金) 17:53:51

女教師はサングラスを掛けていているが、東欧風の美人と判る秀麗な顔立ちだった。
薄化粧が魅惑的に濡れた唇を演出する。
圧倒的な存在感を誇る女教師が通ると、生徒達はこぞって道を開いた。

「いい感じだ・・・だが--」
肌の色と同じストッキングに包まれた、スラリと伸びたモデル顔負けの細い足が、
陽光の下、眩しく見えた。
「鈴音の攻撃をかわしきれなければ、満点はやれんぞ!」
凛として響く声。堂々としていて、聴く者の心を囚える力ある声だ。怪獣の着ぐ
るみをまとった鈴音は女教師にチラリと見られ、着ぐるみから覗かせた顔を真っ
赤にさせて背筋をピンと伸ばした。

仇討ち [FIixS-CjjMH-HSqxc-KlXCr] 2002/07/19(金) 20:30:16

訓練
 女教師がグラウンドから去ると
鈴音はふにゃ〜と地面に座りこんだ。
「ああ・・桃子先生素敵・・」

 そんな鈴音にみどりはちょっと冷ややかな目を向ける。
こうして今日のセクシー怪獣非難訓練及び、戦闘訓練は終った。
 
 
 今から1年前、地球に『セクシー星』から来た宇宙人が来た。
そして、地球侵略宣言をしたのだった。
その日から『セクシー怪獣』が世界を襲い、
幾つかの国がすでに侵略された。

 そこで日本政府はセクシー星に詳しい『茶野博士』の指導により
セクシー怪獣に対抗する為に・・・・

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/07/21(日) 00:52:23

JFBI(Japan Fancy Bloomers of intensity)を設立したのだ。
この組織に所属する者は皆、女子高生以下の少女達で(幹部は除き)強化装甲ブルマーを身に纏い、日夜、セクシー怪獣と戦い続けている。
彼女達は皆、SIB(セクシー イン ブルマー) 通称「シブ」と呼ばれていた。

朝比奈みどりや鈴音、教師の桃子先生もJFBIの一員なのだ。

らぐど〜る [agAdw-iKqbG-SMKNQ-JNVir] 2002/07/21(日) 05:49:18

もちろん
 もちろん、桃子先生は「シブ」の指導要員である。
戦闘要員の「シブ」達はコンピューターによって選ばれたもの達である。
茶野博士のコンピューターの選考基準はよくわからないが・・。

 今の所、まだ「シブ」の数はみどりと鈴音の二人しかいない。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/07/21(日) 15:28:52

「まったく、桃子先生の前だとおとなしいんだから」
もう居なくなった桃子先生の幻をボーと見ている鈴音に、みどりが嘆息した。
「ああ〜ん……カッコイイっ! 男なんかメじゃないわ……」
セクシー怪獣である鈴音は、桃子先生と一緒に居たい為に『シブ』の一員になった。
訓練でみどりに付き合っているのも、桃子先生への愛の為だった。

仇討ち [FIixS-CjjMH-HSqxc-KlXCr] 2002/07/21(日) 19:43:33

みどりはいつまでも立ち尽くしている鈴音を尻目に、便所へ向かう。
便所に入りしばらくすると、桃子先生がみどりの制服を持って現れた。
「ほら、着替えなさい。授業は始まってるのよ」
「いつも、すいませんエヘヘ....」
鈴音の炎攻撃は毎度の事。
みどりは制服に袖をとおすと、身だしなみを整える間もなく教室へと走った。

放課後、部活が始まった。みどりの所属する部は、バレー部である。
先輩たちの檄がとぶ。
「ほら、みどりっ、ちゃんとひろって!」
先輩の撃つスパイクを、転がりながらも、受け損ねるみどり。
「はいっ、もう一度お願いします!」
激しい練習が続いている。

らぐど〜る [agAdw-iKqbG-SMKNQ-JNVir] 2002/07/21(日) 23:34:51

練習後
 部活が終って汗だくになったバレー部員達は
シャワー室に向った。
広いシャワー室には部活を終えた学生達で一杯である。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/07/22(月) 10:50:24

「き、きゃっ」
バレー部員の先輩達を先に入れ、シャワールームにみどりが一歩足を踏み入れた
処で、まだ膨らみの悲しい体をバスタオルで覆った少女が、小さく悲鳴あげた。
「ふえ?」
突然自分に向けられた甲高い嬌声に、みどりは素っ頓狂な声をもらした。
少女の悲鳴につられ、他の娘達も異変に気づき、仕切りの付いたシャワー室に逃
げ込んだり、バスタオルで体を隠したりしていた。
「…………?」
と--みどりは背後に気配を感じ、気配のする方に首を向けた。

--鈴音という名の怪獣がいた。

「えっへっへっへ--バタン。ガチャ。……わ〜!ちょっと、閉めないでよ〜っ!」
みどりが無言で扉を閉め施錠すると、扉の向こうから猛烈な抗議の声があがった。

仇討ち [FIixS-CjjMH-HSqxc-KlXCr] 2002/07/22(月) 20:15:08

鈴音
 鈴音は怪獣の着ぐるみを脱ぐと気を取り直して
シャワー室の扉を叩いた。
「あーん、鈴音も入れて!!」
ドアの中から
「あんたは駄目!!帰宅部でしょうが!!」
とみどりが叱咤する。
「あたしだって、着ぐるみ着てて汗かいてるのにー!!」
「とっとと家にお帰り!!」
と、みどりの冷たい言葉。
「みどりってば、同じシブの一員なのにー冷たい!!」
 騒ぐ鈴音を無視して
みどりはシャワーを浴びる。

 すると、みどりのファンの女子達が集まってきた。
「朝比奈さん、お背中流させてー」
「みどりちゃん、一緒に帰ろう」
みどりのいるシャワーブースに何人かが入ってくる。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/07/23(火) 02:13:13

「わわっ、ちょっと! ぐ、ぐるぢい....」
狭いブースに五人の女の子がひしめき合う。みどりは今にも窒息しそうだ。

「くぅ〜っ! みどりぃ、あたしを差し置いて楽しそうに...みてなさい!」
鈴音のメガネがキランと光る。

「熱いっ!!」
突然、みどりの取り巻き達はシャワーブースから飛び出る。みどりファンのすし詰めから解放されたみどり。
しかし...。
「どうした?...あっ、あぢいぃいいいっ!!」
シャワーから五十度をゆうに越すかと思われる熱湯が、みどり目掛けて降り注ぐ。
「ふっふっふっふ、油断したわね、みどり!」
シャワー室の壁越し、ボイラー室の方から鈴音の声がする。
「鈴音〜っ、やったな!!」
みどりは激昂し、我を忘れて裸のままシャワー室を飛び出した。

らぐど〜る [agAdw-iKqbG-SMKNQ-JNVir] 2002/07/23(火) 09:41:58

喜びとも驚きとも取れる女子の嬌声の中、みどりは猛ダッシュでシャワールームの
裏手に周った。薄暗い日陰に入ると、ボイラー室を挟むフェンス際には、最悪の日
照条件の所為で元気の無い雑草が、所狭しと生い茂っていた。

「うあ……遅かったぁっ!!」
みどりがボイラー室への入り口を見て、悔しげに地面を踏みつけた。 
「あ〜〜、もうっ!!」
みどりの視線の先--20mぐらい先の校庭で、鈴音が軽やかにステップを踏んでいた。
少し塗装が禿げたボイラー室の茶色い鉄扉は、ブロックの壁に取っ手をくっつけて
開きっぱなしになっていた。
「ん?」
と、みどりは背後に複数の熱い視線を感じた。振り返ると、目をハートにした十人
ばかりの娘が、狭いフェンス際にギュウギュウ詰めになっていた。
「あ、え、えっ? ……うやぁっ!!?」
みどりはやっと気付いた。……自分が裸だったということに。

仇討ち [FIixS-CjjMH-HSqxc-NiUxk] 2002/07/23(火) 21:57:10

「きゃあっ!」
みどりは両の手で小さな胸を隠しながら、更衣室へと逃げ帰る。
「鈴音っ、待ってなさい! 今日だけは絶対許さない!」
未だに怒りの収まらないみどりは、ブラとブルマーだけを装着すると、マッハでグラウンドへ駆け戻った。
「わわっ、みどりちゃん...本気モード?」
怒りの炎を背にしてグラウンドに現れたみどりを見て、たじろぐ鈴音。
「この、格好見りゃ、わかんでしょ!!」
「ブルいち...マズい」
鈴音はゆっくり背を向けて、抜き足差し足、みどりから遠ざかる。

らぐど〜る [agAdw-iKqbG-SMKNQ-JNVir] 2002/07/24(水) 06:11:13

その時
 その時!!

ウウウウウーーーー!!!

本物のサイレンが鳴った!

「何?また訓練?」
みどりはきょろきょろした。
鈴音「本物のサイレンだよ。
 出動しなきゃ!!」

 そして、校内放送
『1年の朝比奈みどりさん、音羽鈴音さん、
いまずぐ理科室に来て下さい』

 理科室のロッカーはセクシー怪獣対策本部基地と繋がっているのだ。
「ほんとうだわ!!」
みどり達はそのままの格好で
校舎に入った。
 みどりはブルマーとブラだけの格好で
着ぐるみを脱いでいる鈴音も同じ格好だ。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/07/24(水) 10:53:05

 赤と黄色に分けられたチューリップの花壇を尻目に、薄暗い下駄箱を早足で潜る。
 「ま、待ってよ……ふぇぇっ……」
 緑色の大きな足を重そうにペタペタさせながら、鈴音が情けない声を洩らした。
 「あんた……なんで怪獣の足だけ付けてんの!?」
 鈴音の醜態に驚いて、みどりがすかさず突っ込んだ。
 鈴音は膝元までカバーする怪獣の足だけを付けている。小さいヘソを見せ、上半
身は飾り気が無いパールホワイトのブラジャーという異様な格好。みどりの突っ込
みも頷ける。
 「だって、私の靴って、下駄箱にあるんだもん。裸足だと汚れるし……」
 ペタペタ走りながら、鈴音はシレっと答えた。
 

仇討ち [FIixS-CjjMH-HSqxc-GXHgR] 2002/07/24(水) 19:50:00

「でも、鈴音にはそれで丁度いいかも....」
怪獣あしを付けながらも、全速力の自分と互角に走る鈴音を見て、みどりはそう呟いた。
鈴音の走力は超人並だった。
100mを7.79秒で走るその足を見込まれて、SIB隊員に抜擢されたのだから。
「でなきゃ、こんなきぐるみオタクが選ばれるわけ無いもの....」
「だれがオタクだって?」
おまけに地獄耳である。
「なんでもない、急ごうっ!」
息を切らせながら、理科室へと続く階段を駆け上がった。

らぐど〜る [agAdw-iKqbG-SMKNQ-JNVir] 2002/07/25(木) 08:01:46

基地
 二人は理科室に入ると掃除用具入れのロッカーの中に入った。
みどりはロッカーの中の中で足踏みを数回踏んだ。
すると、床が下に降り始めた。
二人がチューブのような穴を降りると
ぴかぴかの広い室内に着地した。

 その室内には大きなモニターがあり
既に桃子先生と茶野博士がいた。
モニターの前には通信要員の女の子が頭にヘッドフォンを付けて座っていた。

「みどり隊員ただ今まいりました!」
みどりが桃子先生達に敬礼する。
鈴音もそれにならう。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/07/25(木) 18:18:09

 紺色の官服に身を包んだ桃子先生は、長い髪を結わえ帽子の中に収めていた。
 はちきれんばかりの胸元には、見たこともない、鷲なんだか鷹なんだが隼なんだか
鴉なんだか……とにかく良く判らない金ムクの階級章が付けられいた。多分、鶴……
かと思われる桃子先生の階級章は、見上げるほど高い吹き抜けの天井から射す強い照
明の光に、鈍く煌いていた。
 「所要時間--2分と23秒。遅いぞ、みどり隊員」
 サングラス越しから腕時計に目を落とす桃子先生。普段と変わらない、抑揚がない
冷たい声だ。みどりは基地の空気が二、三度下がったような感覚になる。
 「あ……も、申し訳ありませんでした!」
 背筋を伸ばし、顎を引き、視線を真っ直ぐに向けるみどり。鈴音は地べたに座りこ
んで怪獣の足を「うんしょ、うんしょ」と脱いでいた。 

仇討ち [FIixS-CjjMH-HSqxc-GXHgR] 2002/07/26(金) 00:11:14

 そんな鈴音の所に桃子先生・・イヤ・・桃子教官はひざまずくと
「みっともないですよ!鈴音隊員」
とひっぱるように鈴音の着ぐるみの足を脱がせるのを手伝った。

 鈴音の顔が赤くなった。
「す、すいませんー」

「さっそく、この映像を見てくれたまえ!」
博士がモニターを指した。

「「ああ!!」」
みどりと鈴音はモニターに写っている街の惨事に目を奪われた。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/07/26(金) 12:29:30

「ひどい...これまでヤツらが上陸した街の中で一番の荒らされようね..で、ここは?」
通信要員がモニターコンソールに触れると、衛星カメラが日本列島の一部を捉える。
「青森県青森市中央部の東エリアです」
オペレータの返答に驚いた様子のみどりは茶野博士に向き直り。
「青森市っていえば、SIBの支部も置かれている最重要エリアよね?」
茶野博士は厳しい表情で茶をすすっている。
「ん、ああ、その通りだ。 やつらとうとう本土上陸を開始しおった」
セクシー怪獣は日本列島制圧に際し、手始めに北海道を占拠し、そこを拠点としてる。
その後セクシー怪獣は、お得意の小型化で、本土に潜入し破壊活動を続けているのだが、みどり達の活躍でなんとか撃退していた。
「上陸って、どういうことです? もう何度も、本土各地に出現してるじゃないですか」
鈴音が、茶野博士にたずねる。
「やつらが本格的に本土制圧に乗り出してきたということだ。 アリに例えれば今までの怪獣は働きアリで、今度のヤツは戦闘アリといったとこだな」
桃子教官がモニターのチャンネルを切り替え、
「戦闘タイプの怪獣は巨大な姿のままで、青森の陸奥湾から上陸、現在、青森SIBの決戦兵器と交戦中よ」
鈴音はモニターに映された映像を見て、驚きの声をあげる。。
「しょ...昭和大仏?!」
そこには、怪獣と戦う巨大な仏像の姿があった。
「ちょっと、鈴音、その昭和大仏って、なんなのよ?」
「知らないの、みどり? 青森の観光名所のひとつになっている有名な大仏よ」
鈴音が瞳を輝かせながら、戦う大仏に見とれていると、背後に白衣を着た老人が現れた。
「そう、あれがSIB機動課の誇る決戦兵器のひとつ、セイドウロボ、DAINICHI[ダイニチ]じゃわい!」

らぐど〜る [agAdw-iKqbG-SMKNQ-JNVir] 2002/07/27(土) 09:08:33

 「わああっ!? ……び、びっくりした!! おじいちゃん誰!?」
 突如出現した大柄な老人に、鈴音がアワ食って転びそうになった。
 「クク……壮健そうじゃのぅ。作治よ」
 怪しい薄笑いを浮かべた老人は鈴音には一瞥もくれずに、茶野博士に黒眼の濃い鋭
い眼光を向けた。茶野博士は、司令室全体を高い所から見渡せる特別指令席にゆった
りと座って、老人特有のおぼつかない手つきでお茶を啜ってから、皺だらけの口をモ
ゴモゴして、お茶を飲み込んだ。
 「フゥゥゥゥ……」
 そして、一息つく。
 「……………グゥ」
 そして、何の前触れもなく寝た。
 「おいっ!!」
 茶野博士を呼んだ老人は、今にも永眠しかねない博士に手の甲でツッコミを入れた。

仇討ち [FIixS-CjjMH-HSqxc-GXHgR] 2002/07/27(土) 22:18:02

「親父、何しに来た! ここは一般人は立ち入り禁止だぞ。 しかも研究所の白衣まで
持ち出して、どういうつもりだ」
老人に叱責し、詰め寄る茶野。
「ワシの造ったダイニチが始めて実戦に使われると聞いてな、いてもたってもいられなくて」
老人の名は茶野厳治、茶野作治の父である。
彼はJFBIが創設される以前から、地球外生命体の侵略を危惧しており、茶野家の財力を
注ぎ込み、個人で対宇宙人ロボを完成させた。
JFBI設立時に、作治に頼み込み、セクシー怪獣決戦兵器に取り入れてもらったのだ。
ダイニチはその壱号機である。

らぐど〜る [agAdw-iKqbG-SMKNQ-JNVir] 2002/07/28(日) 18:13:13

しかし
 しかし、そのダイニチは危機に瀕していた。

「いけない!戦闘隊員出動!!青森へ!!」
と桃子先生が大きな声をだす。

「ラジャー!!」
みどりと鈴音は敬礼すると
後ろの小さなエレベータ位の大きさのドアに入った。

 「わ、わしの『ダイニチ』がああ・・」
茶野厳治がモニターを見ながらおろおろしている。
「親父、まあわしの開発した万能ブルマの威力を見てくれ」
と息子の作治は落ちついている。

 みどりと鈴音は狭い個室で
ブラを素早く取った。
「「SIB戦闘服!!装着!!」」
すると、二人の体に茶野博士の開発した戦闘服が彼女達の体に
自動装着された。
この小さい個室は戦闘服を装着する為のものであり、
現場へ戦闘員を飛ばすものでもあった。

 二人の戦闘服はどんなものかと言うと・・・

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/07/28(日) 20:46:31

 普通の体操着だった。
 それだけに最強で、特に、二人が穿いている『ブルマー』の存在感は筆舌し難い。
 幼さを残した二人のムチムチの太腿がブルマーから伸び、白く眩く弾ける。
 白い木綿の体操着の胸元には、「1−B 朝比奈みどり」とサインペンで書かれて
いる。文字が微妙にゆがんでいる点が博士のポイントだ。このアブノーマルな人種
の欲望を掻き立てる戦闘服に、どれだけ最先端の科学技術の粋が込めれているのか、
見た限りでは絶対に解らないだろう。
 
 「朝比奈、音羽、両名揃いました!」
 二人は戦闘服をすばやく着装すると、部屋の高い処に設置された湾曲のモニタに向
けて並んで敬礼した。画面には桃子教官と厳冶が並んで映されていた。壁からせり出
したロッカー以外、何一つ無い狭く高い個室。実はこの個室自体が発射装置で、発射
する角度に部屋が傾き、核融合炉にも使われるアモルファス合金の装甲で固められた
外殻に設置されたカタパルトで、一気に現場まで跳べるという仕組みだ。
 
 「敵はいままでに無いほど強大だ……幸運を祈る!」
 「はいっ!」
 「もちろんです! 桃子教官のためにがんばりますっ!!」
 桃子教官の激励に勇気が沸く。……二人は厳治を見ていなかった。
 
 二人は壁に背を付けて、壁から出ている八点ベルトで体を完全に固定する。 
 
 

仇討ち [FIixS-CjjMH-HSqxc-KlXCr] 2002/07/28(日) 22:54:15

「磁気カタパルト、システムオールグリーン、射出します!」
茶野博士のの合図とともに、カタパルトから打ち上げられた個室は成層圏を抜け、
大気圏外を数秒飛行したのち、青森市上空へ到着した。
「うがうあう〜...もっと気楽に現場着任したいよ〜!」
かなりのGに悶えながら、ぐちる鈴音。
「うううっ..! 喋ってたら舌噛むわよっ、いでっ!」
そう言う自分が舌を噛んで、気が遠くなるみどり。
やがて雲をぬけ、眼下に荒廃した青森市の町並みが姿を現す。
落下減速用のパラシュートが開き、地表へゆっくりと降下する個室は、とんでもない方向へ落ちていった....。

らぐど〜る [agAdw-iKqbG-SMKNQ-JNVir] 2002/07/29(月) 06:59:39

いや〜ん。女風呂。
 ここは、
青森市の温泉ランドの女湯。
 
 「朱音ちゃん、駄目だっぺ・・こんな所で・・」
湯気の中で二人の少女の影が重なっている。
「いいじゃない、美音。
怪獣騒ぎでお客は私達だけなんだから」

 ポチャ・・

 外の怪獣騒ぎで今、女湯は少女二人しかいない。

「で・・でも・・ああん!」
美音と呼ばれた少女の甘い声が女湯に響く。
「ふふふ・・・、美音、相変わらず可愛いわね。
大丈夫、まさか怪獣に踏み潰されるなんて
万が一にも無いわ」

 何をやっているのか
湯気の中でよくは見えないが
どうやら二人は女湯で愛を確かめ合っている最中らしい。

 
 そんな中・・・

 がチャ――――ん!!!!

何かが落ちてきて女湯の天井を貫いた。
「「きゃあ!」」
二人の少女はビックリして抱き合った。

 天井が崩れて
エレベーター位の金属の箱がお湯の中に落ちた。

ザッパ−―んん!!

「な・・何・・?」
「怪獣じゃないわよね・・」
ラッキーにも二人には天井の破片は当たらなかったみたいだ。

 そう、SIBの個室が落ちてきたのだった。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/07/30(火) 19:12:24

 硫黄臭漂うにごった湯船の底に、白煙を上げて突き刺さっている円柱の黄色い金属。
 SIBが誇る--超弾道電磁加速射出装置……通称『GIGA』
 電池の−面のようになっている『GIGA』の底面には、黄色や赤のカラフルなパ
ラシュートがシワシワで引っかかっていた。
 「…………な、なにかしら?」
 湯船に肩まで浸かった朱音と美音は、突き刺さった金属の箱を唖然と見ていると、
 「開かない開かないっ! あち、熱い--って、うおお!? 入り口が融けてる!」
 「うあ〜ん!! あたま打ったぁ〜!! 博士のばか〜っ!!」
 ドンドンドンドンドンッッ!!
 箱の中から甲高い少女達の悲鳴が響いた。

仇討ち [FIixS-CjjMH-HSqxc-NiUxk] 2002/07/30(火) 22:31:50

「誰がバカだって? 聞こえているぞ!」
個室の壁に設置されているスピーカーから、茶野博士の声が響く。
「何処に落としたのよ! もっとちゃんと落下位置、計算してよ〜!」
「計算どうりだが....」
SIB本部の男性職員達は皆、モニターに釘付けになって鼻の下をのばしている。
モニターは、みどり達の乗る個室の、外部カメラにつながっていた。
「どういう計算してるの... それより、ハッチが溶けて開かないの、なんとかしてぇ!」
博士達はモニターに映る二人の少女の動向に夢中で、鈴音の声など耳に入らない。
「うう〜ん..ちぃっ湯けむりが邪魔でよく見えない...おおっ! もう少し..」
「いい加減になさいっ!!」
桃子教官の鉄拳が博士の顔面にHITした。
「ず..ずまない..」
博士は鼻血を吹き出しながら絶命した。
「みどり、鈴音、今そとに二人の女の子がいるの。 その子達に、ハッチの緊急用外部開閉スイッチを押してもらうといいわ」
「了解しました! しかし暑いわね、いったい此処は何処なのよ...」

らぐど〜る [agAdw-iKqbG-SMKNQ-JNVir] 2002/07/31(水) 07:34:06

アップ
 みどりは外部スピーカーで外の二人に話しかけた。
『すいませーん!
SIBのモノですけどー!
ハッチ開けてくださーい!!』

 朱音「え?ハッチ?どこにあるのかしら?」
美音「中の人達、SIBの人たちだったんだー」
裸の二人はハッチらしきものを探して
GIGAのあちこちを見ている。

 たまたま本部に繋がっているカメラに
美音のおっぱいが重なった。

 本部の男達はおっぱいのアップに喜んだ。
「おおおー!!」
桃子指導員も思わず、
「まあ、かわいい」
と顔を赤らめた。

 美音が今度は
「ハッチって何処かしら?」
と今度はカメラをまたぐ
すると更に過激な場所がカメラにアップになった。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/07/31(水) 12:21:29

 宇宙からナンバープレートが識別できるようなレンズを積んだカメラが、ローアン
グルでズームし、美音の秘処へと通じるジットリと濡れた太腿を捉えていた。湯船に
浸かり薄いピンク色に染まった美音の細い身体を伝う雫。美音がカメラを跨ぎ切る瞬
間--交差した足の隙間から幻の○△○が、見事露になった。
 「ぉぉぉぉ……」
 本当に真剣なとき、人は何も応えられない。
 かつて無い緊張に包まれた本部司令室では、小さいどよめきがあった後、男性隊員
はモニタを真剣な面持ちで凝視して、ピクリとも動かなくなった。
 司令室に静寂が流れる。
 次々と送られてくる被害の電文。
 司令室のメインルームから響くコンピューターの起動音、心臓の音、呼吸の音……。
 本部という名の空間では、音の大半が一瞬にして消えた。
 隊員達は全ての五感をただ一点--モニタのみに集中させていた。
 
 --バンッ!!

 「!!?」
 突如机を叩く大きな音がして、隊員達が固まった。
 気を取られた隙にモニタが切り替わる。机を叩いたのは--茶野博士だった。
 「見損なうな……貴様らっ!!」
 茶野博士は顔を真っ赤にして、怒鬼のように司令室の隊員達を見回した。隊員達は
何故怒鳴られたのか解らず、首を縮めて茶野博士を盗み見ている。すると博士は、
 「直ぐに作戦に戻れ!! ワシはブルマにしか興味がないわっ!!!」
 これ以上ないほど激昂して……何か云っていた。
 

仇討ち [FIixS-CjjMH-HSqxc-NiUxk] 2002/08/01(木) 00:24:55

我にかえった司令部男性職員達は、即座にGIGAの状況分析に取り掛かった。
「GIGA内部温度四十五度、さらに上昇中!」
「GIGAジェネレーター出力低下、このままでは電力が断たれ、内部の空気が無くなります!」
博士はオペレーターのマイクをつかみ取り、落ち着きはらって話し掛ける。
「みどりくん、鈴音、できるだけ早くGIGAから脱出するんだ。 あまり時間はないぞ」
「わかってます。いま外に居る子達に、ハッチを開けてもらってるところです」
みどりと鈴音は汗だくになりながらも、意識はしっかりと保っている。
湯船にいる朱音と美音は、ようやく扉の開閉スイッチを見付けたらしく、手を取り合って小躍りしていた。
「やったね、朱音ちゃん」
「うふふっ、そうね美音」
モニターで湯船の二人を監視している桃子の檄がとぶ。
「こらっ、青森SIB候補生! いつまで戯れあっている!」
そう怒鳴った桃子の手には、SIB隊員のファイルが握られていた。

らぐど〜る [agAdw-iKqbG-SMKNQ-JNVir] 2002/08/01(木) 06:21:10

偶然ね。
 「「きゃああ!!」」
美音達は桃子のスピーカーからの声にびっくりした。
そして、あたふたとハッチを開けた。

 
 指令本部では・・・
「え?あの子達・・」と茶野博士。
「ええ、偶然ですが、彼女達は青森SIB候補生です」
と桃子指導員のサングラスが光る。

 やっと、外に出られたみどり達は・・・

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/08/01(木) 13:20:08

 「熱いっ! 熱いっ! つるっ--きゃあっ!??」 
 ザッパ〜ン。
 大慌てで飛び出した先が温泉にとは知らず、足を滑らせたみどりは湯船に勢い良く
突っ込み、高い飛沫を上げた。
 「あぅぅ……蒸し風呂だよぉ--おおおっ!!?」
 ザッパ〜ン。
 大気圏突入でサウナ状態だった部屋から、目をぐるぐる回して出てきた鈴音。意識
が朦朧しとていたのか足を踏み外し、みどりの後に続いて温泉にダイブした。

仇討ち [FIixS-CjjMH-HSqxc-KlXCr] 2002/08/01(木) 20:24:56

みどりにエルボーをくらわすカタチで、湯船に突入した鈴音。
「つぅ〜! 鈴音、あんたわざとやったでしょ!」
エルボーが顎にはいったらしく、しきりに顎をカクカクさせるみどり。
「わざとだなんてぇ〜 不可抗力ってやつですよ〜」
鈴音は手首をひらひらさせて、不敵な笑みを浮かべた。
「あの〜...SIB隊員の方達ですよねぇ?」
GIGAの陰から様子を伺っていた美音が、恐る恐るたずねる。
「あっ、貴女がハッチを開けてくださった少女ちゃんね」
鈴音は曇るメガネを拭き拭きしながら、美音に顔を寄せた。
「はっ、はいっ! 青森SIB候補生 蒲生美音ともうしますっ!」
ザッパ〜ン
「そして私が蒲生朱音、宜しくお願い致します」
突然みどりの足下、湯の中から浮上して現れた朱音の頭は、みどりの顎にヒットした。
「も..もふひや(もうイヤ)...」
みどりはブクブクと沈没していった。

らぐど〜る [agAdw-iKqbG-SMKNQ-JNVir] 2002/08/02(金) 00:01:28

現場へ
 「あんたたち、SIB候補生なのに、
怪獣出てんのに銭湯で何やってんの?」
にやにやしながら鈴音が姉妹の裸をじろじろ見た。
姉妹は顔を赤らめた。

 「そんな事より、早く現場へ行くの!」
とみどりが鈴音の頭をはたく。
みどり達の体操服も温泉でべったりと体に張りつき
ピンクの突起をが透けて見えている。

 「では、現場に案内します」
と美音は敬礼した。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/08/02(金) 12:23:51

 怪物が暴れた跡--現場は……騒然とすらしていなかった。
 倒壊したビル、潰れた家屋、半ばから折れた木々抉れた山、段々に割れた道路が車
を挟み、街中を燃やし尽くす火の海が空の色を黒く焦がしていた。
 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ……。
 崩壊した青森の街に、天を焦がす業火の爆ぜる音だけが聞こえる。
 「……あれ?」
 山中の温泉宿をようやく抜けたら、街は見る陰も無く完全に壊滅していた。
 悲鳴すら聴こえず、吹き付ける横凪の風に勢いを増す大火が、楽しげに踊っていた。
 みどりはブルマを穿いたまま、街を焼き尽くそうとする火を呆然と見ていた。
 「……遅かった……の?」
 さすがの鈴音も、あまりの惨状に言葉が出なかった。

仇討ち [FIixS-CjjMH-HSqxc-NiUxk] 2002/08/02(金) 21:02:39

まだ

 「あ!あれを見て!!」
朱音が空を指差した。
4人の目の前に大きな母船らしき宇宙船が現れたのだ!

 その宇宙船から声が響いた。
『我々宇宙人は、只今より、この青森を占拠する!!』
女の声だ。

 「「なんだって!?」」
別モニターで見ている東京のJFBI本部の連中も息を呑んだ。


「そうはさせないわよ!」
鈴音が血気盛んに叫ぶ。
そして耳のピアスを押すと強大化し始めた。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/08/03(土) 03:02:27

ズズズズズッ
三十五メートルにまで巨大化した鈴音。
あとに続きみどりも巨大化する。
しかし、巨大化したとはいえ、敵の宇宙船は高度一キロの上空に浮いている。
「う〜ん...届かないじゃん!」
「そうだ、鈴音。あたしの肩に乗って」
みどりは膝をついて屈み込んだ。
「かたぐるまね、みどりちゃんナイスっ!」
鈴音を肩に乗せ体制を整えたみどりは何故か不敵な笑みをうかべた。
グゥ〜ンッ!
「わわわっ、みどりちゃん、何するのよ〜〜!」
勢いよく立ち上がると同じに、鈴音を空高く投げ飛ばした。
カ〜〜ンッ
鈴音のドタマは見事、宇宙船に命中していた。
「温泉での恨みよ..いや、不可抗力ってやつね」
鈴音は尻餅をついて地面に落下、宇宙船はバランスを崩しフラついている。
そこへ宇宙船の危機を察したのか、セクシー怪獣が姿を現した%

らぐど〜る [agAdw-iKqbG-SMKNQ-JNVir] 2002/08/03(土) 09:07:29

乳牛
 「モ〜〜〜〜ウ」
宇宙船から降りた光りの筋から
一人の女性が降りてきた。

 その女性は牛柄のハイソックスと首にカウベルを付けただけの
胸の異常に大きな女性だった。
顔の横には牛のような耳、お尻にはしっぽがあった。
女性は四つん這いになっていたが
胸が大き過ぎて胸の先端が地面につきそうなくらいだった。

 本部の茶野博士「あ!!あれは!!セクシー星の乳牛にあたる怪獣『ミルク・ガール』だ
!!」
 
 その怪獣も宇宙船の光線を浴びて
巨大化した。

「モ〜〜ウ」
しかし、その牛女の目は悲しげであった。
その目はみどり達に何かを訴えかけているようだ。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/08/03(土) 12:20:39

 ミルク・ガールが地上スレスレから顎を上げて、悲しげに啼く。
 それに続いて、巨乳がアッパースイングの要領で下から上にブルンと縦揺れする。
 おそるべき乳の風圧で、倒壊した燃える街に砂塵が舞う。
 「……なんかむかついてきた」
 みどりがゼッケンの付いた自分の胸元に手を置いて、半眼になった。
 みどりはチビで貧乳だった。任務に私情は禁物だが、それを隠せるほどみどりのコ
ンプレックスは小さくない。……胸とは違って。
 --ポン。
 いつの間に復活したのか、鈴音が後ろからみどりの肩を叩いた。
 みどりの目を見て、首をゆっくり横に振る。
 決して帰らぬ過去を顧みるような……遠い悲しい目をして。
 「……なにか云いたいワケ?」
 

仇討ち [FIixS-CjjMH-HSqxc-NiUxk] 2002/08/03(土) 21:00:32

乳絞り
 ミルク・ガールこと乳牛女にみんなが気を取られている隙に
宇宙船は逃げてしまった。
「あ!逃げた!」
双子が空を指差した。

 「とにかく、この牛女をなんとかしなくちゃ」
みどりは構えた。
「みどり、ちょっと待って、このミルクガール、戦う気無いみたいよ。
それにこのミルクガールは元々セクシー星ではただの大人しい家畜なんだから」

 本部、
茶野博士「さすが元セクシー星人、鈴音君。
     母船の連中は逃げる為に家畜のセクシー怪獣ミルクガールを置いていったんだろう」

 
「でも、この牛女、大きい胸で街をめちゃくちゃにしそうじゃない!!」
とみどりは鈴音に反論する。
「みどり、この子(牛女)お乳が張って辛いだけみたいよ」
と鈴音。
「という事は・・・お乳を絞ってあげればいいのかなあ?」
とみどりが首を傾げた。

「乳絞りするのに巨大バケツが無いのにどうすりゃいいのよ?」
近くのビルの屋上で見学していた双子が顔を見合わせる。 

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/08/04(日) 19:16:41

「そうだ、陸奥湾!」
双子は声をそろえて言った。
「みどりさ〜ん、鈴音さ〜ん! その怪獣を陸奥湾に誘導してくださ〜い!」
朱音は大きく手を振り、みどり達をうながす。
「わ、わかった! やってみる」

SIB本部内で、そのやり取りを見ていた博士達は、首を傾げていた。
「なぜ、陸奥湾に行くように指示したんだ?」
無言のまま、目でオペレーターに指示をだす桃子。
その合図を受け、オペレーターはモニターに陸奥湾を映し出した。
「これは...タンカー群...そうか!」
陸奥湾には巨大タンカーが無数に停泊している。
そのすべては、北海道がセクシー怪獣に占領されたときに、避難民を乗せて
寄港してきたものだった。
その際、船の重量を軽くするために、タンクの中身は空にしてあった。
「よし給油...いや、給乳の準備だ。青森SIB支部に連絡をとり、急ぎ陸奥湾へ作業班を向かわせろ!」

らぐど〜る [agAdw-iKqbG-SMKNQ-JNVir] 2002/08/06(火) 06:55:45

海へ
 そして作戦は実行された。
みどり達は怯えたミルク・ガールの体を優しく撫で
警戒心を解かせた。

「怖く無い、怖く無い」
ミルク・ガールの頭を優しく撫でながらみどりは
奥陸湾へと誘導しきった。

 そして、船の貨物ハッチを開けてそこへ
ミルク・ガールのおっぱいを向けた。

「さあ、ミルちゃん、絞るわよ!」
「モウ〜」
いつの間にかみどり達はミルク・ガールを「ミルちゃん」と呼んでいた。

「私がお乳を絞るから。
みどりはミルちゃんが暴れないようにお尻を押さえてあげて」
と鈴音。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/08/06(火) 15:12:27

 --ぴんぽんぱんぽ〜ん♪
 *公序良俗ギリギリなので……細かい描写は控えます。
 *擬音と台詞にて、どうにか内容をお察し下さい。
 
 「も……も……う……は……あぁぁ……アン……」
 ギュゥゥ……ギュゥゥ……タプン……ビュゥ……チョロロ……。
 「あれ……出ないなぁ」
 後ろからお尻を抑えた鈴音が、四つん這いになって喘ぐミルク・ガールを見た。
 熟れた桃のようなお尻の上では、白い尻尾が忙しなく動き続けている。みどりの手
が『操縦桿』を握るカタチになると、ミルク・ガールはより敏感に反応を示す。
 「モゥゥ……ぅぅ…アン……」
 「始めにびゅっ……と出て、ちょっとしか出なくなったわ?」
 みどりはミルク・ガールの『操縦桿』を上下に左右に揺らしながら、何故か沸いて
くる巨乳への悔しさを拭いきれずにいた。『操縦桿』の扱いが心なしか乱暴になる。
 

仇討ち [FIixS-CjjMH-HSqxc-NiUxk] 2002/08/07(水) 01:00:16

「ほらっ、はやく出しなさいよっ!」
ミルクガールの乳房をわし掴みにし、強く揉みしだく。
「モウンッ!」
悲鳴に似た声をあげ、体をのけ反らせるミルクガール。
痛みに耐えかねた反動で、ミルクガールの片足が跳ね上がり、後ろにいた鈴音の
股間を強打する。
「ご、ごめん! 力がはいりすぎちゃったみたい...」
みどりは、ミルクガールをいたわるように、背中を擦りながら、どうやって乳を
絞り出そうかと考えを巡らせる。
カラン..カラン
カウベルの音が響きわたる。
しかし、ミルクガールのカウベルは揺れてはいなかった。
「あれっ、どこから聞こえてるの?」
突然、ピアスのインカムから桃子教官の声がする。
「二人とも、大変よ! 今そっちにダイニチと戦っていた怪獣が向かっている
わ。 それも、もの凄いスピードで!」
どうやらダイニチは、青森市を荒らした怪獣に敗れたらしい。
「こんなときに....」
カラン..カラン
「はっ!!」
音のする方に、みどりと鈴音が振り返ると、そこにはカウベルを付けたもう一匹の
セクシー怪獣がいた。
「モう〜〜ッ...」
いとおしいげに、その怪獣を見つめるミルクガール。
「あなたが、この街を荒らした怪獣...」
ダイニチと戦っていた時は、モニターから通してしか見ていなかったので、気付か
なかったのだが、そいつはミルクガールとウリふたつの怪獣だったのだ。
「もしかして、ミルクガールの子供....?」
鈴音はミルクガールより少し小型の怪獣を見て、そう呟いた。

らぐど〜る [agAdw-iKqbG-SMKNQ-JNVir] 2002/08/07(水) 07:01:37

娘?
 その怪獣はミルクガールを幼くした感じだった。
彼女も牛の耳としっぽを持っていた。
裸で白黒牛模様のハイソックスだけしか身に着けていない。
 
 しかし、胸はミルクガール程大きくは無かった。
(それでも、みどりよりは大きかったが)

 ミルクガールはその自分とそっくりの怪獣を見ると
「モー」と泣いて二本足で彼女に駆け寄った。
そのお陰でミルクガールのお尻を押さえていたSIBの少女は海に尻餅をついた。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/08/23(金) 15:57:09

ビルをひとっ跳びに跳び越えて、ミルクガールが遥か遠くで地響きを鳴らした。
「うわわわっ!!?」
着地の衝撃で地面が激しく揺れ、みどり達は転びそうになって抱き合った。
遠くではビルより高い土砂を巻き上げ、ミルクガールが一直線に疾走を始めた。
「アップ、アアップ、アプ--たすけてぇぇっ!!」
「うあ!? 溺れてる!?」
みどりが海岸を見て叫んだ。海岸ではゴミや緑色の藻が浮いていて汚い。
そこでは見たまんま、ブルマ大好き博士の感性で選ばれた……選ばれてしまった美少
女がアップアップと溺れていた。
「どうしよう……水が汚い……」
「ちょっとぉっ! 見捨てる気!? 仲間でしょ!!」
みどりが渋ると、溺れていたSIBの少女--鈴音がもの凄い形相で非難の声を上げた。

仇討ち [HLnEd-hLNqp-ywMJa-zPHcL] 2002/08/24(土) 00:33:50

みどりは近くに浮かんでいたタンカーを鈴音のほうへ蹴り飛ばす。
「これにでも、つかまってなさい!」
タンカーにつかまり、事なきを得た鈴音の頭は、藻や海藻やらで覆われていた。
「あっ! あれを見て、みどり」
鈴音の視線の先には親子の再会を果たしたかのように、ヒシと抱き合いモーモー
と声をあげながら泣きじゃくるミルクガール達の姿があった。
「なんだか、ワケありのようね....」
幼さの残るミルクガールは、大きいミルクガールの巨胸に頬擦りをすると、やが
て乳首を口に含み、チューチューと吸いはじめた。
「お乳を吸ってる...やっぱりあの子、ミルクガールの子供だったんだ..」

事の始終を観ていたシブ本部員一同は、ただ唖然としていた。
そこへ、青森シブにリンクされていた音声通信が本部にとびこんできた。
「只今、陸奥湾上空に到着、これより攻撃を開始します!」
それは、青森市に向けて発進していた戦闘攻撃機郡からの通信だった。
「なに! 攻撃中止命令は出ているハズだが!?」
モニターには、五十機におよぶ攻撃機の編隊が、映しだされていた。

「見て、お姉さま 戦闘機が向かってくるわ」
「あら、本当ね。 殺しちゃうのかしら、可哀相ね...」
朱音と美音の上空を通過した攻撃機の群れは、ミルクガール達の居る方角へ飛んで
いく。
「まさか...だめぇ! あの親子は殺させないっ!」
みどりはミルクガール達を庇うように、攻撃機が迫り来る前に立ちはだかった。
しかし、轟音とともにミルクガールの上空を通り過ぎた攻撃機は、陸奥湾海上めが
けミサイルを発射した。
「沈めぇっ、ワカメ怪獣!」
パイロットはありったけのミサイルやら、爆弾を次々に海上へ撃ち込んでいく。
「ん?! ぬわわわわわっ!!」
チュド〜〜〜〜ン!!
海藻頭の鈴音に降り注いだ、爆弾は狙いどうりにヒットし、鈴音を撃沈せしめた。
「安らかに眠れ、鈴音.....」
みどりは煙が上がる陸奥湾に合掌した。
ブクブクブクッ....
「なんれ、こうなるのほ〜〜...」
鈴音は目をまわしながら、プカッと海面に浮上した。

らぐど〜る [IFfsL-sfvmv-uBZkD-lCkFe] 2002/08/24(土) 09:04:43

 「ちょーっと、ストーップ!ストーップ!」
みどりが戦闘機に向かって白いハンカチを振りながら叫んだ。
 
 すると、やっと攻撃機の連中は
自分たちがミサイルを当てたのがSIBの一人と気がついた。

そして無線で撤退命令を聞くと彼らは空の彼方に消えていった。

 ミサイルでぼこぼこにされた鈴音の服は燃え尽きていた。
「いや〜ん!!」
鈴音は起き上がると、耳のピアスを押して元の大きさに戻った。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/08/24(土) 15:44:44

 「勝ったんだけど……勝ってない様な……」
 残り火が空をかすかに焦がす。見渡す限りサラ地になった街を見てみどりぼやいた。
 「ウルトラマンが戦った跡って、こんな感じなのかな?」
 面白そうに瓦礫を蹴飛ばして鈴音が応える。そして、どこからか引っ張り出してき
た--白いLLサイズのシャツをみどりに放った。この行為を一般に火事場泥棒という。
 「スカートかズボンは無い?」
 全裸という非常事態ゆえ、みどりは有無もなくシャツを着た。外人が着るような大
き目のシャツはみどりの膝元まで覆って、まるでテルテル坊主のようだ。
 「ないよ。それ(シャツ)だけ運が良かった」
 足元の瓦礫を蹴り崩しながら、鈴音は首を横に振った。

仇討ち [HLnEd-hLNqp-ywMJa-uKAha] 2002/08/25(日) 13:13:22

 いつの間にか、ミルク・ガール達も元の大きさに戻っていた。
美音達が駆け寄ってきた。
「みなさん、大丈夫ですかー?」

パラパラパラ・・・・

少女達の上空にJFBIの迎えのヘリがあわられた。

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/08/25(日) 14:18:06

ヘリが数機、開けた場所に着陸すると、中から黒服のJFBI男性職員が十人程
現れ、ミルクガール親子の元へ歩み寄る。
「連れていけ!」
黒服のリーダーらしき人物が命令すると、残りの黒服職員はミルクガール親子
を取り囲み、縄を取り出し、強引に首に掛けようとする。
ミルクガール親子は怯えた様子で、抱き合いながらブルブル震えている。
「ちょっと! 何してんのさ、やめなさいよ!」
みどりは黒服職員を突き飛ばし、ミルクガール親子に駆け寄った。
「この娘たちに悪気はなかったの! すべては、宇宙船に乗ってたやつらのせい
なんだから!」
みどりの行動に触発されて、鈴音や蒲生姉妹もミルクガールを庇う。
「街を荒らしたミルちゃんは、訳も解らず母親と引き離されて、青森市に放たれ
ただけなの!」
鈴音は両腕をひろげ、必死に親子を庇う。
「知らない場所に連れてこられて脅えていたのよね....」
美音がミルちゃんを優しく撫でた。
「お腹をすかしてママを探してたんだよ、きっと....」
朱音の瞳にうっすらと涙が浮かぶ。

ミルクガールを庇う一同が声をあわせて叫んだ。
「お願い! この娘たちを許してあげて!!」

らぐど〜る [IFfsL-sfvmv-uBZkD-lCkFe] 2002/08/25(日) 18:04:05

 「しかし我々は・・」黒服のリーダーらしき自分物がつぶやく。

そこへ黒服のヘッドフォンに通信が入った。
『ミルク・ガール親子はもはや我々に何も危害を加えん、
縄は必要ない』
茶野厳治博士(茶野博士の父)からの通信だった。
「わかりました。
おい、縄をはずしてやれ!」
「はっ」
ミルク親子を縛っていた黒服が敬礼した。

 黒服の趣味なのかJFBIの流儀なのか
親子はなぜか縄は亀甲縛りに縛られていた。





 

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/08/27(火) 21:08:36

本部では一同皆、訝しげに厳治を睨んでいた。
「おやぢ…あの黒服の連中はなんだ?」
「ああ、あの者達はワシの部下じゃよ」
JFBI職員と思われた黒服の男達は、実は政府と何の関係も無い人間だった。
「部下って…あんた…また家の金つかって、あんな訳のわからんヤツらを雇った
のか!」
父に詰め寄る作治。 厳治は悪びれる色もなく平然としている。
「ワシ直属の私設部隊が欲しいと思うてな…おまえがワシを仲間はずれにするか
らいけないのじゃ」
「勝手な事を…おい、誰か親父をつまみ出せ!」
本部から追い出されそうになる厳治。
「まて、待ってくれ! ワシがあの者達を差し向けたのは、あの親子の面倒を見
ようと思っておったからなのだ」

 縄を解かれたミルク親子はみどりの背に回り込み、がくがくと体を震わせている。
「もう大丈夫、怖がらないで」

らぐど〜る [IFfsL-sfvmv-uBZkD-lCkFe] 2002/09/09(月) 06:16:46

基地?  そして終わり。
 とりあえず、みどり、鈴音、ミルク親子、青森支部の双子はヘリコプターに乗せられ、厳治の研究所に。

 黒服の男達のリーダー格がみどり達に
「先ほどは失礼しました。
実は私たちはJFBIの人間ではないのですが、
まだ、青森にはJFBIの施設が出来上がっていませんので、
私たち茶野厳治様の施設部隊が
こうやって皆様をお迎えにあがったしだいです」
と。

 みどり達は研究所のお風呂を勧められ
みんなで入る事となった。

 「この研究所も広いけど、
このお風呂すごい広いね」
鈴音が関心した。

 少女たち6人が入っても
十分広い。
 実は茶野博士の家は日本有数の資産家なのだった。

 6人の少女たちは改めて自己紹介をした。
といっても、ミルク親子はまだ日本語が話せず
「モーモー」としか言えなかったが・・。

 ミルク親子はみどりが気に入ったらしく
みどりにべたべたしている。

 みどりが体を洗っている最中、
ミルク親子も体を洗うのを手伝っているつもりなのか
みどりの体をあちこち触りまくる。
 「いや・・。
やめて・・ミルちゃん達・・
あんっ・・・」

 しまいにはミルク母がみどりの唇にキスを・・。
「!!!」
みどりのファーストキスはセクシー怪獣に奪われてしまった。

 それを横目に青森SIBの双子も
「すごいわ」
「私達も」
といちゃいちゃ。

 一人鈴音は湯船で不貞腐れたいた。
「一人寂しい私・・くすん・・
桃子せんせーーい・・」
鈴音の目に涙がひかる。

 そして、青森の夜は更けていった。 
 
ミルク親子は厳治博士の元でメイドとして働く事とったが
結局、みどり達とセクシー星人との戦いは続きそうだった。

<終わり>

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/09/09(月) 18:11:57

おまけ
 「くっそーーーう!!
めざわりな地球の小娘たちめ!!」

 セクシー星人の宇宙母船の中で
青森の街が写っているモニターの前で
一人の女が怒っていた。

暗くて姿は見えないがシルエットはナイスバディだ。
 
「今度こそ倒してみせる!!
待っておれ! 地球の小娘達!!
おーほっほっほ!」

<おまけ 終わり>

猫目 [KIkzW-aoYze-ucUPK-rnBKP] 2002/09/09(月) 18:18:35
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